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小休止 [映画]


 指を怪我してお針子休止してから、いっそう冬ごもり態勢に拍車がかかり、とくに午後は眠くてだるくて仕方がありません。そう、休んでいる間、スロスマ双子ちゃんのペアルックとか、CCSニューカップルのお洋服、もやしもんのコス衣装等など、頭の中でもやもやと考えていたんですが、なんだか、考えれば考えるほど、手が十分動かせないことがすっごいストレスになってしまい、昨日ついにブチっと切れちゃいました。
 ・・・で、今はというと、高島屋展でうっかりお持ち帰り~♪(from ひぐなく)してしまったホリーさんにと、黒のワンピースを縫っています。ベロア生地初めてなんでどうなるかお楽しみというより、不安の方が大きいんですが、ぼちぼち仕上げてまたアップできればと思っています。

 今日は最近見た映画(DVD)のことなど少し。

映画に毛が3本! (KCピース)

映画に毛が3本! (KCピース)

  • 作者: 黒田 硫黄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/09/10
  • メディア: コミック


例によって黒田硫黄さんの映画本につられて借りてきたんですが・・・

39-刑法第三十九条-

39-刑法第三十九条-

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2002/08/25
  • メディア: DVD


 久々に見終わった後充実感がありました。とにかく画面にみなぎる緊張感に、一瞬たりとも目が離せないんです!
 その題名通り、「精神異常者はその罪を罰せず(概略)」という刑法三十九条に正面から挑戦状を送った問題作です。つくられたのは、1999年ですから、少年異常犯罪がかなりとりざたされていた頃ですが、今見ても十分現代性のある作品だと思いました。
 物語はある衝動的な殺人事件から幕を開きます。
 容疑者の男が逮捕され、その異常な行動ゆえ精神異常の疑いかけられます。そして、派遣された鑑定医により、彼は解離性同一障害=二重人格であると診断され、その第二の凶悪な人格こそが殺人犯で彼自身には責任能力がないと判定されます。しかし、鑑定士の女助手は、彼が精神異常を装っているのではないかと疑いをいだき、再鑑定を申し出るのですが・・・
 真相は、少年時代の痛ましい犯罪を発端にしていて胸をえぐられる悲劇です。でも、救いようもない犯人に真正面から向き合った同じ魂の人間がいたおかげで、一筋の光が見えます。悲しいですが、胸に暖かいものが残るラストでした。
 容疑者役の堤真一、まさに体当たりで異常者の役を演じきっていました。第二の人格に変わる瞬間の白目をむいた顔はちょっと夜思い出すと眠れそうもありません。そして、鈴木京香も容疑者と真っ向から対決する根暗の女鑑定士役を熱演・・・というより冷演(笑)。それ以外にもロンパリ目の弁護士=樹木希林、神出鬼没のネチネチ刑事=岸部一徳など、演技派俳優が、正常人でありながら一歩間違うと精神異常者では?と思えるほど、クセのある人物を怪演していました。そう、ちょうど、この映画の「『異常者は罰せず』でいいのか?」というテーマを、こうしたキャラクターたちが体現していたような気がします。
 現代まさにそこかしこにうつ病患者があふれかえっている世の中、この映画を見ていると、ホント正常者と異常者の境界はどこにあるか、改めて考えさせられました。
 監督は「キッチン」「失楽園」や「摸倣犯」の森田芳光。「摸倣犯」の評判があんまりひどかったんで、多分一生縁がない監督かと思っていたんですが、過去こんな面白い作品を撮っていたとは・・・いや~わかりませんね~。
 そういえば、今度年明けにDVDになる森田監督の「サウスバウンド」は豊川さんも主演だし、ぜひ見てみたいな~という気になってきましたよ。
 こちらも最近見たDVD。

ショコラ【廉価2500円版】

ショコラ【廉価2500円版】

  • 出版社/メーカー: アスミック
  • 発売日: 2007/03/02
  • メディア: DVD


 美味しそうなチョコを介した心温まるストーリー。ちょっと見る時期を逸しすぎちゃったので、まあこんなものね~という感じでしたが、ジュリエット・ビノシュの人を包み込むようなまろやかな魅力はミルクチョコみたいに美味しそうでした♪東洋人のように可愛い顔立ちとか、どちらかというとずんぐり系、垢抜けないんだけど色白で豊満な肉体とか、やっぱり癒し系ですよね~。でも、笑顔はモナリザのようになぞめいた魅力があるという・・・油断していると、とり殺されるファムファタルのような不思議は魅力をもつ女優さんだな~って思いました。もちろんチョコも美味しそうで、映画を見た週末のデザートはやっぱりチョコタルトでした♪

 画像は、すずりーさんからリクエストをいただきました、パンサーさんとライオンさんのアップです。洋服の色、ちょっと調整しましたので、実物に近くなったかもしれません。ライオンさんあまりの色白なせいか写真撮影大変でした。ちょっとだけと思ったら、ほとんど半日費やしてしまいましたよ~(泣)。パンサーさんは顔色がいいので撮りやすいんですけどね・・・新しい写真機、まだまだ慣れません~。いろいろ機能があると、便利なはずが使いこなせなくてかえって大変って感じで・・・
 でも、また頑張って撮りますよ!洋服作りの合間にですけどね(笑)。


『墨攻』 [映画]


 何だか久しぶりのブログになってしまいました。ここ数日激しい雷雨続きで、少し涼しくなったと思えばまた今日暑く、気候の変動の激しさに体がついていけず、夏バテ気味です。原稿はほとんどお留守、気晴らしばかりしています。
 この前の週末は、しばらく断っていた映画をついに見てしまいました。う~ん、イカンな~と思いつつ、『墨攻』とても面白かったです!何だか久しぶりに直球の娯楽映画を見たような気がします。
 時は紀元前、王国が乱立する中国の戦国時代。大国同士の争いに巻き込まれた小国を、他国から来た男がたった一人で救うという壮大なおはなし。先日、ちょうど同じ戦記ものの『皇国の守護者』を読んでいて、戦闘自体の複雑さにやや閉口気味だったため、どうかと思っていたのですが・・・メインの戦闘シーンはいたってシンプルかつエキサイティングで、太陽を背に弓を射るところや敵の華麗な隊列シーンなんてホントわくわくしました。
 でもそれより何より、アンディ・ラウ演じるところの主人公の男気のあるカッコよさが屋台骨でした。その優れた知略や武勇ばかりでなく、敵味方へだてなくその死を悼む心情、そして戦闘集団「墨家」の一員であるがため常に流浪のみであらねばならぬ孤独感、そしてけなげな女兵士に寄せるほのかな想いなど丹念に描かれているところなど、さらにキャラに厚みを持たせていました。
 結局戦いには勝利したものの、最後は、救った国の王や民衆の嫉妬と猜疑心により国を追われます。英雄と恩知らずの衆愚、何だか、黒澤監督の『七人の侍』を思い出してしまいました。それでも、夕暮れの城壁を背に、去りゆく孤児たちと主人公のシルエットには、虚しさばかりでなくほのかな救いも感じられてとても好きなラストシーンです。
 
 さて、画像はミラクルさんとワイルドさんのツーショットです。ミラクルさんは白ママちゃんのライダーズとボーダータンクトップ、ヒョウ柄ソックス、帽子はワイルドさんのハンチング、珍しくほとんどデフォ服を流用していますが、半パンツは手作りです。ダメージ加工初めてでちょっと恐る恐るでした。ワイルドさんのほうは、おなじみDCR3のスカル柄タンクトップと折り返しのジーンズを着用。帽子は午後休さんから借りて、足元が何となく寂しかったので、ボーダー柄ソックスをはかせてみました。靴はミラクルさんはアゾン、ワイルドさんはVictorian Natureカーキさんのスニーカーです。パンクファッションは馴染みはないくせに、なぜかパンク調のドールには憧れがあるので、時々着せ替えを楽しんでいます。また徐々にお見せできればと思っています。・・・ミラクルさんの格好、ちょっと夏には暑苦しかったですね・・・すみません^^;

墨攻

墨攻

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2007/07/27
  • メディア: DVD


『列車に乗った男』 [映画]


 台風、こちらは峠を過ぎたかと思いますが、まだ雨風に油断はできませんね。これからと言う地域にお住まいの方、くれぐれもお気を付けて。

 このところTSUTAYAが連日半額デーのせいか、ついDVDをたくさん借りすぎてしまいます。
 『親密すぎるうちあけ話』がよかったのにかこつけて、ルコント特集!ってことで、早速『列車に乗る男』を見ました。
 舞台はフランスの片田舎。夕暮れ、住む家も持たず流れ者の生活を送る無頼の男が列車から降りたち、ふと立ち寄ったドラッグストアで、その町に住む裕福な初老の元教師と出会います。最初は全くなにげない「偶然」としか思えない、正反対の人生を歩んできた二人の男の出会い-物語が進むにつれて、彼らそれぞれが同じ日に人生において重要な「予定」を控えているということがわかり、やがて「必然」としかいえないものに変化していきます。
 青みがかった美しい田舎町の風景、優雅で時には小気味よく変化する独特のアングル・・・ルコント監督のカメラワークは、まるで接点がないかと思われた二人の男の間に生まれた奇妙な友情をさりげなく、でも鮮やかに浮き彫りにしていきます。そしてラスト、二人の男は同じ日の同じ時間に離れた場所で、神秘としかいえないような不思議な再会(=別れ)を果たします。
 長い人生のほとんど一瞬といってもいいようななにげない短い出会いが、ずっと長く付き合ってきた親兄弟や深く愛してきた恋人より、かけがえがない運命的なものになりうるのですね。人生の不思議さに満ち溢れた恐ろしいほど美しい映画でした。

 さて画像はスウィートプードルさん、DCR3のタータンチェックのワンピースを着せています。これも元はブライス用なのですが、あまりのキュートさにどうしてもmomokoに着せたくて作ってしまいました。初めて模様あわせした洋服だったため、何度も生地を裁ち直したりと苦労が多かったです。やっぱり無地は楽ですよね~。でも、普段モノトーン中心で色物はあまり作らないので、とても新鮮でした♪ワンピースの下は、同じタータンチェック生地で作ったペチコートとドロワーズ、靴下は黒のネット地をはかせています。髪は、ピンクのリボンでは似合わないので、黒のサテンリボンを結んでみました。蝶結び、ヘタで申し訳ありません~。
 タータンチェックは、この他にソッコーちゃんに着せているスカートもありますので、そのうちお見せできればと思っています。

列車に乗った男

列車に乗った男

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2004/10/20
  • メディア: DVD


『親密すぎるうちあけ話』 [映画]


 久々に見たパトリス・ルコント監督の作品で、『ドッグヴィル』の陰に隠れてしまいましたが、こちらもなかなかの佳作でした。
 夫との不仲に悩む人妻が精神科医を訪ねようとしたところ、うっかり間違えて税理士のドアをたたいてしまいます。税理士は間違いを正そうとするのですが、思い込みの激しい彼女を前になんとなくその機会を失い告白を聞き続けてしまい・・・。話す者とそれを聞く者という純粋にそれだけなのに、二人の関係がどんどんと深まっていくさまは、本当にエロティックでした。人妻アンナのなぞめいた微笑を浮かべる美しい顔や胸元、しなやかな足にさりげなくなげかけられる視線・・・税理士ウィリアムの心の高まりが手に取れるほどわかって、本当にじれったく切なかったです。
 人妻を演じたサンドリーヌ・ボネールは『仕立て屋の恋』以来でしたが、その美しさが全く変わっていなかったのには驚きました。たいして税理士役のファブリス・ルキーニはこの映画が初めてでしたが、小男で全然美男子ではないのに、もうなんというか結婚したい男の見本だね!と思えるほど誠実で純情で可愛かったです。ちょっとびっくりしたような見開いた目がまたチャーミングなんですよ。
 ルコント監督の映画は『リディキュール』以来、見逃しているので、これを機会にいろいろと見ていきたいなと思っています。とくに『橋の上の娘』『列車に乗った男』は絶対に。
 さて、画像は前髪作った仔犬さんです。彼女も人形本体だけでお迎えしたので、これもえびねさんの白ブラウスと巻きスカートを着せています。そのうち、うまく撮れたらまた全身図を載せる予定です。ああ、もっと写真撮るのを上達したいものです、ホント切実に!

親密すぎるうちあけ話

親密すぎるうちあけ話

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/11/24
  • メディア: DVD


『ドッグヴィル』 [映画]


 先週末に、ラース・フォン・トリアー監督の「ドッグヴィル」を見ました。
 なんというか・・・とても強烈な作品!!・・・でした。ロッキー山脈麓のたった15人の住民で構成される貧しく小さな「犬の街」を意味するドッグヴィル。彼らの住む家はチョークで描かれたような白い線でくぎるのみで壁もなく床もなく、風景も小物も書割的に描かれた演劇的空間で進むおとぎ話のような語り口で物語は進行します。
 遠くに響く銃声と共にさまよいこんできた謎の女グレースの登場で、平凡でのどかな田舎の人々の心が徐々にしかし確実に人外の獣のように変貌していく様は本当に恐ろしかったです。人のよい純朴と見えた街の人々から膿のように吹き出てくる醜悪さ、悪意、瞋恚・・・最後には彼女を重い鎖で自由を奪い、家畜のような労働を強い陵辱します。そこには戦争、人種差別、奴隷制など人類が繰り返してきた愚行の縮図のように思えました。
 それにしても、醜い人々と対照的にグレースの美しかったこと!最後までひたすら純真で高潔で・・・それだからこそあの最後の制裁をくださざるを得なかったのではないかと。殺戮の後の血で染まったような赤い月・・・それはメディアの所業のような、あるいはダイアナか・・・そういえば殺された子供たちの名は皆ギリシアの神々からとってましたっけ。
 結局、グレースがこの街にやってきたときにほえた犬だけが唯一生き残り、その遠吠えは物悲しく虚空に響きます。人間って・・・なんてなんて愚かで悲しいのでしょう!
 写真はグレース役の二コール・キッドマンのイメージで、黒を着た04NYさんです。これも出目はDCR3。ブライスの着ていた黒ワンピースのサイズ直しです。ヘッドドレスもブラちゃん用の直し。色も黒に変えています。ちょっとレースが派手だったかな・・・今度作るときはもうちょっと幅の狭いレースにしたいです。

全身図は失敗しましたので、少し下を入れた写真のみです。NYさんはスタイルがよくて背が高いので全身を入れるのは難しいです。
 ・・・なんかえびねさん信者のページのようになってきましたので(実際そうかもしれませんが^^;)、今度は関口さんの洋服やデフォ服もと考えています。

ドッグヴィル スタンダード・エディション

ドッグヴィル スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2006/03/24
  • メディア: DVD


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